[ 冬 ] 編 :
初時雨
猿も小蓑を
ほしげなり
--- 奥の細道 元禄2年---
※ 俳聖・松尾芭蕉が「奥の細道の旅を終えた同じ年に、伊勢の帰りに詠んだ秀句。伊賀越えの山中で初時雨にあい、蓑をつけてその情緒を味わう。 樹上にうずくまっている猿までが、小蓑を付けたそうなそぶり・・・・と洒脱な、芭蕉の世界。
※ 長谷川 俊・画伯 画・作。(初時雨)より引用。
「松尾芭蕉 奥の細道 」掛け軸四季揃え四幅組。