アーカイブ: 2010年2月12日

設計不良か?-2- (プリウスの回生ブレーキの利き具合)

パーマリンク 2010/02/12 03:08:40 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 バイアメリカンキャンペーンをはやすメデイア、ジャーナリズムは、つづいてハイブリッドカーの低速時「ブレーキ制御システム」を不良と極め付けた。

 当節のジャーナリストは、“回生ブレーキ”併用の特性について説明不足、「説明責任」を果たしていない、と騒ぐ。

 リコール隠しだ、トヨタのリコール届出が遅すぎる、とトップニュースで大騒ぎするマスメデイア。
 おまけは社長が頭を下げに来ないとまで言い出す始末。


 ニュースデスク、キャスター、コメンテーターに聞きたい・・、
「あなた自身がハイブリッドカーに乗ったとき、ブレーキの利き具合はどうでしたか?」
「ヒヤリ、ハットした人した人の声を 直接に取材しましたか?」


 リーマンショック最中に、10数年ぶりに、創業家へ大政奉還されたトヨタ。
 追われる立場、先頭を走るゆえの風圧。
 脱ガソリン、脱エンジン。
 電気モーター駆動車への先陣・制覇争い。

 つい2ヶ月ほど前に、トヨタは原価低減の活動指針を改めて出し、「低コストを追求するが、品質には妥協しない!」と強い意思を調達先・下請けへ示したばかり。
 ハイブリッドカーで、先進国でのトップ独走体制を固めたあと、
新興国向け低価格車開発にあたっては「RRCI(良質廉価、コスト、イノベーション)」が合い言葉となる。


 ついにトヨタは「リコール対象」として、生産一時停止、無料の回収・修理を宣言した。 大きな費用負担とイメージダウンの代償を耐えなければならなくなっていく。

 野武士魂のトヨタとトヨタグループが、品質、コストパフォーマンス、アフターケアなど、ますます力を発揮する時が来た。
 ユーザーの信頼は 変わらない。


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地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。

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