バイアメリカンキャンペーンをはやすメデイア、ジャーナリズムは、つづいてハイブリッドカーの低速時「ブレーキ制御システム」を不良と極め付けた。
当節のジャーナリストは、“回生ブレーキ”併用の特性について説明不足、「説明責任」を果たしていない、と騒ぐ。
リコール隠しだ、トヨタのリコール届出が遅すぎる、とトップニュースで大騒ぎするマスメデイア。
おまけは社長が頭を下げに来ないとまで言い出す始末。
ニュースデスク、キャスター、コメンテーターに聞きたい・・、
「あなた自身がハイブリッドカーに乗ったとき、ブレーキの利き具合はどうでしたか?」
「ヒヤリ、ハットした人した人の声を 直接に取材しましたか?」
リーマンショック最中に、10数年ぶりに、創業家へ大政奉還されたトヨタ。
追われる立場、先頭を走るゆえの風圧。
脱ガソリン、脱エンジン。
電気モーター駆動車への先陣・制覇争い。
つい2ヶ月ほど前に、トヨタは原価低減の活動指針を改めて出し、「低コストを追求するが、品質には妥協しない!」と強い意思を調達先・下請けへ示したばかり。
ハイブリッドカーで、先進国でのトップ独走体制を固めたあと、
新興国向け低価格車開発にあたっては「RRCI(良質廉価、コスト、イノベーション)」が合い言葉となる。
ついにトヨタは「リコール対象」として、生産一時停止、無料の回収・修理を宣言した。 大きな費用負担とイメージダウンの代償を耐えなければならなくなっていく。
野武士魂のトヨタとトヨタグループが、品質、コストパフォーマンス、アフターケアなど、ますます力を発揮する時が来た。
ユーザーの信頼は 変わらない。