この春から夏にかけて 虫刺され御難つづき。
アシナガバチ 二匹同時に刺されたのはきつかった。
あわてて 刺し口から毒を吸い出す、流水で冷やすぐらいの、
素人対処療法では 強い痛みと腫れ上がる肌の痒さに耐えられない。
休日救急病院に駆け込むも、当直の脳神経外科の名医も、
痒み止めの抗ヒスタミン剤、炎症抑制のステロイド剤の投与でしのぐしか、「打つ手がありませんねぇ」。
「アナフラキーショック」を起こすかもしれないから、
ドクターの目の届くところで90分間くらい、静かに過ごして、何もなかったら4日分の錠剤を持ち帰って 服用してください、と。
「アレロック錠2.5」
ひと昔前まで 製薬会社・薬店で仕事をしていたので、
それなりに効能はわかる。
その後 3日(72時間)経過して、腫れと痒みは引いた。
しかし、”遅効性??”アナフラキー症状か、
強い倦怠感とか、意識低下の状態が長く続いた。
結局、3日間で半日は奮起して、仕事に出向いてがんばったが、
あとはぐったり。 始終うとうと、超長時間就寝で過ごす羽目に。
田舎暮らしも 70年近く。
ムカデに噛まれ、ハチに刺されて 生涯10余回目。
名医も「大事を執らせてください」という回数だそうな。