文部省唱歌「ふるさと」・・
「 うさぎ追いし かの山 こぶな釣りし かの川 」
「うさぎ追いし かの山」は 荒れ放題。
「粗大ゴミの不法投棄は 罰せられます。営林署」。
赤錆が浮く 看板。
「下草刈り、間伐育林施業の見返りに、地域住民に山菜採り、落ち葉有機肥料の採取を勧め、山の幸・山の恵みを分け合う循環。人の暮らしが環境と共存・共生する循環」。
この好循環を遮断した「農政・林政の悪循環」。
荒れ放題の里山は、環境修復に50年、100年を要しよう。
次の世代に負担を先送りした為政者は、ナンとか補助金を支給するから「票を呉れ」かよ!
国民病:スギ・ヒノキ花粉症で、
医療機関・製薬会社・衛生材料会社が100年間は儲かる保証書をもらった。
「こぶな釣りし かの川」の「田んぼ」は 土色に砂漠化。
菜の花畑、れんげ畑は 観光バスで探しに行かなければ 見られない。
冬には農業用水路・河川は 生活汚水のどぶ川。
「よいこは ここで遊ばない。建設省」。
経済コスト優先の工法は、子どもの遊び場・情操教育の原点を奪い、
近隣住民の自主的補修・維持管理意欲を阻んでいる。
土ほこりの冬の田んぼは、えさもなければ、渡り鳥も降りてこない。
緑の国が、砂漠の色。
道祖神に代わった「整地碑」に、木枯らしが砂塵を舞い上げる。
ふるさとの特産品「どじょう」は、浜辺の特産品「いわし」と並んで、「高級魚」。
文部省唱歌「ふるさと」を、為政者は、
・・文部省唱歌「月の砂漠」に替え歌つくりした。
この国は なにかがおかしい。
この国の人たちは 50年先すらも 見ていない、のか・・・??