アーカイブ: 2009年7月06日

この国は なにかが おかしい(芝生の運動場創りを)

パーマリンク 2009/07/06 10:00:52 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 この国は なにかがおかしい。
 この国の人たちは 100年前すらも 忘れた、のか・・・??
 たしかに日本人はこの半世紀、何かを求めて得た代わりに、
 何かを失い続けている。

 神社仏閣、名園名刹には 水と緑と土の文化を創り続けている。
 石庭もあるが、枯山水、里山借景、水琴窟、獅子おどし、・・。
 春夏秋冬、高温多湿、山川草木の“草木の文化”の国。


 「天からの恵み、雨と風と太陽」の国が、芝生・草地でなくて、
 なんで、学校の運動場が、砂・石ころの“運動場”なのか??!

 文部省・学校設置基準(補助金交付適格施工基準)には、
 「運動場はサバ土で覆うこと」としているのか??
 芝生を張ったら、翌年度から維持費の補助金が出ないかもしれないから?
 学校、公園の芝管理、芝の手入れの心意気つくりを、市民みんなに頼んだら、
 首長、議員は次の選挙で落選するとでもいうのか。

 情操教育、学ぶ力、生きる力の道場に、教育の現場をしようと言いながら、
 転んで怪我したのは学校の責任と攻め寄るモンスターペアレンツが怖いと言いながら、
 教室を冷暖房完備にする前に、少人数学級をする前に、
 なぜ、天然芝生のグラウンドを創らないのか?

 緑の天然芝のグランドで過ごす。
 天然芝の手入れは 一年中、毎日、学童生徒みずからがする。
 地域の住民が手入れのお手本を示しながら、芝を愛でる。
 「こんにちは」「ありがとう」「おつかれさん」「さようなら」、
 こどもは地域の宝もの。運動場こそ、老若男女交流の場。

 この国は なにかがおかしい。
 この国の人たちは 100年先すらも 見ていない、のか・・・??

2009年7月
 << < 現在> >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。

最近の記事

検索

XMLフィード

16ブログ     powered by b2evolution