「梅雨明け10日間は カンカン照り」と言われる。
とにかく 暑い。
お使いの帰り道、新郷瀬川の堤防道路から、
尾張富士も 湯気を立てるが如し、を見た。
まもなく(8月3日)石上げ祭りだ・・!
陽が傾いても なお暑い。
夜明けどきから セミしぐれの五条川沿いも、
この猛暑に シャンともチーとも 声無しの土用の空。
「小弓の庄」自主企画事業・わらぞうり作り講習会が、7月20日(日)に開催された。
陽射しは梅雨明けの酷暑。さすがに屋外ではかなわず、室内で実施された。
市内や近郷から25名の参加者。
5、60年ぶりにわら細工、わらぞうり作りをやってみたくなったグランドシニアさん。
夏休みの初めに親子で挑戦するファミリーさん。
仲間のみんなに拡げたいから先ず自分が手習いするという元アイドルさんと元イケメン君・・それぞれの思いで大奮闘。
地元のお師匠さんたちは おおむね古稀、喜寿のお兄さんたち。
さすが昔取った杵柄kinedukaで、その手さばき、足わざ、ちから加減は”匠の技”そのもの。
初心者でもおおよそ2時間で右足・左足が出来上がり。
素足に履いた感触に おもわず満面の笑み!
どうか丈夫な「足」で お元気にご活躍ください!
夕暮れ時に土砂降りの通り雨になったことしの七夕様。
今年7月7日は「小暑」だった。梅雨明けはいつだったか・・。
間もなく7月22日は「大暑」。
真夏日、熱帯夜の日が続き始めると、もくもくと入道雲が 白くたくましくなる。
こんな真夏にも、野菜の花で言えば真紫のナス。真っ黄色のゴーヤ。赤紫の赤紫蘇。
真っ赤な夾竹桃、薄紅の立葵、これ以上深い赤は無かろう程の仏桑花(ハイビスカス)。
夾竹桃は白花も鮮烈だ。
そしてもくもくと沸き立つ入道雲の白さで、ど真ん中の夏を仕上げか。
身の周りでも やはり白が際立つ・・。
畑では精一杯存在感を訴えるニラの花。かわいい傘を拡げたような白い小花をたくさん付ける。
十薬(ドクダミ)の白さ、ヤマボウシ・山法師の白さが過ぎると、
沙羅・夏椿や姫沙羅の花の白、ムクゲの白さが続く。
庭先のわずかな木陰に 猫の親子がたむろしていた。
暑さのせいか、人が近づいても動きがにぶい・・。
庭の片隅に ツツジの株がある。通路の目隠しで 日ごろからたいして手入れもしない。
この時季、つる草がよじ登りうるさいことだが、朝顔のようなつぼみがつく。
日暮れ時 ツツジの背に白いものを何気なく見つけた。
半時後、覗いて見たら なにやら妙な姿に拡がっている。
こりぁ 何だ! 調べたら「カラスウリの花」。
晩秋に朱赤色や黄色の、小粒な卵形の実がびっしりと付く。
どうやらその花で、真夏の日没後 数時間だけの開花。
五つに裂けた花冠は 何を語りかけているのだろうか。
大相撲名古屋場所が近づいてきた。
田んぼ地帯の一角にある工場の寮社宅には、ことしも相撲部屋が宿舎にやってきた。
力士のみなさんが 強まる陽射しを受けながら、元気いっぱいに稽古されている。
のどかな田園、尾張富士ら里の山々に、力士の気合声がひびく。
「羽黒げんき」を旗印に 犬山羽黒地区の地域活性化の一環として、平成20年」7月6日(日)小弓の庄で「星に願いを2008七夕かざり&ミニ・コンサート」が開催された。
羽黒子ども未来園(旧名・羽黒保育園)の園児たちが、星に願いを込めた短冊がずらーり、びっしり飾られた。
その昔、遠く大和の朝廷に矢と弓を献上しつづけた小弓が庄の地だけに、七夕かざりの竹はいくらでもある。
幼な児たちのねがいが、館の庭から玄関先、室内までにぎやかに華やかなこと!
梅雨明けの兆しのような、雷雨もあがって一陣の涼しさを呼ぶころから、ミニ・コンサートがはじまった。
ゲスト出演者は「名古屋フォルクローレ同好会」から奏者5人。
「フォルクローレとは 南米アンデス地方(ペルー、ボリビア)の民俗音楽を指す。
険しい山々に囲まれ、独自の文化を形成し、人々の感情を表わした 哀愁ただよう音楽」(同好会案内しおり)を、今の世の好青年たちが伝え聴かせてくれる・・。
馴染み深い曲♪EL CONDOR PASA コンドルはとんでゆく♪や、♪LOS CHUTILLOS お祭り男たち♪など 次々と演奏される。
日本民謡にも通ずる 5音階調のメロディーは心地よい。
ルーツは同じモンゴル人系のDNAが踊りだすのかな。
昨年度から始まった「羽黒地域 農地・水・環境を守る会」の、平成20年度第1回実践活動が平成20年7月6日(日)に行なわれた。
本日は堀田・鳳町の町内会・子ども会を中心に、総勢70余名が朝8時に集合。
田んぼ周辺のゴミ拾い、田んぼ・用水路の生きもの調べ・外来種の駆除など。
田んぼ周辺の生活ゴミは昨年に比べて 格段に少なくなった。
田んぼ耕作者の日ごろの手間ひまのおかげが大きい。
近隣住民の犬の散歩、ウオーキング、通学往来にも ゴミは捨てない、ゴミは持ち帰るというみんなの意識が高まってきているからな・・、との声も聞かれる。
子ども会の親子隊もにぎやかに生きもの探し。
おたまじゃくし、カエルは多いが、豊年えび、ザリガニ、めだかなど里地になじみの仲間がなかなか見つからない。
田植え後数週間、除草剤の水田散布がすすんだ直後でもある。
休耕田のほうが住み心地がいいかも・・。
土地改良・圃場整備でパイプ灌漑が進んでからは、冬に水があり湿った田んぼの土の中で冬越しする生きものたちには過酷な乾燥土では生き延びられなくなっているようだ。
なまずやドジョウ、フナたちも下流から遡る手立てがない、パイプの水落とし口の落差がうらめしいことだろう。
水田に好物の小魚が居ないので、白さぎの数も減った。
それでも深い用水路には 体長40センチぐらいのナマズが確認されたし、めだかも少ないが見つかった。
外来種では今年もジャンボタニシの卵がつぎつぎと見つかった。
昨年よりも上流域まで広がって見つかる。紅色の卵は見つけ次第、水の中へ沈めて窒息させて駆除するが、とても全滅させられないほど広がっている。