「鬼っこ」。
・・・・・この笑顔。
現代の鬼師・眞鍋銀桜(まなべいちろう)氏の創作作品。
おととし、「ORIBEX 器・暮らし展MINO」で出会った。
以来、毎日「おはよう」「ただいま」と声を かける。
瓦窯元の家に生まれ育ち、若くして、魔よけの鬼瓦の制作へ。
京都、奈良、東京、全国各地の神社仏閣の鬼瓦の復元、修理、復原を制作。
「妙心寺、知恩院、湯島天神あたりでも 見られますよ」
きょうORIBEX展で、再会した折り、そっと教えてもらった。
鬼を手がけて50余年。瓦窯元は大勢の後継者に囲まれる。
新作の「唐獅子」。あやかって「阿吽の」人生を学びたい。
(「アの雌が右手、ウンの雄を左手に置いてやってね」・・)
【写真】上:「鬼っこ」。この笑顔、一度見てしまったらもう二度と忘れることはありません、と評される、鬼師・眞鍋銀桜氏の創作作品。
【写真】下:「唐獅子」。瓦窯元、鬼瓦はじめ数多くの文化財修復等を手がけた精魂が、手作りするあたたかさ。鬼師・眞鍋銀桜氏の新作作品。
京都「新古代鬼工房」http://www.oni-gawara.jp/