10年以上前から、書棚に飯塚昭男著『リーダーの生き方』をながめている。
京セラの稲盛和夫さんが 自らの生き方について告白されたものとして、紹介された「ことば」が、気になっている。
「ベターやベストでなく、私はパーフェクトが大好きです。
パーフェクトは他と比較するものではなくて、
自らの理想にどれだけ近づくのか、
自分の内なる理想にどれだけ近づいたか、という、
あくなき追求を指しているからです・・。」
それは、無意識のうちに、“リーダーの理想像”を語っているのだ、と飯塚昭男氏は解き明かしてくれている。
「指導者は“完全燃焼を求めるハンター”というべきかもしれない。」
あとがきの最後の一節が、 10年経っても ますます気になる。