アーカイブ: 2009年5月11日

「ひとつばたご」 満開

パーマリンク 2009/05/11 23:51:52 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー, 五条川の四季


 五条川の上流、池野地区に「ひとつばたご」の自生地がある。
 今は入鹿池の堰堤ができ、流路が変わったが、
 かっては(1633年までは)五条川のほとり。

 1923年(大正12年)に 国の天然記念物に指定されて大事にされてきた。
 長崎県対馬のほか、木曾川中流域にしか自生していない稀少樹種。 

 隣りの田んぼの人の話では、
 水が冷たいので早目に苗を植えつけたいが、
「なんじゃもんじゃ」(ひとつばたごの別名)を見に来る人が多く、しかも履物がまちのひとのものだもんで、花が終わるまではしようがないわなあ・・。

 苗を育ててもいる。
 2、30年前くらいから、庭木や街路樹にも耐えられるくらい元気な苗木、植木に育ってきた。
 いまでは 地元の犬山市の街路樹や公園樹にも使ってもらっている。

 一般家庭の庭木用にも頒けているけれど、
 なかなかうまく育ててもらえない・・。

 こつは、肥料をあまりやらないこと。 充分高木になるまで剪定しないこと。 乾燥させないこと、といって水をやりすぎると育ちが悪くなる・・。

 田んぼをつぶして育苗している脇で、ことしも苗木販売を元気にやっておられた。
 五条川流域ののシンボルの木! なんじゃもんじゃ がんばれ!!

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地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。

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