仕事仲間の一人が、テルアビブから帰ってきた。
帰国して「マスク姿がいっぱいでびっくりした。
日本ではもうこんなに新型インフルエンザが蔓延してたのか!!」と。
工場、オフィス、店舗、サービスの現場に、会社命令で
「全員、マスクを着用するように」と通知し徹底する。
これがマスコミのニュースで知って、二度びっくりした、と。
かの国も、欧米の国での常識では、
「風邪など引いて、クシャミ、咳、痰の症状がある人が」、
まわりの人に「飛沫で感染させないために」マスクをつける。
花粉症のひとが、花粉を吸い込まないためマスクを使う。
ウイルス性風邪を引いたら、ウイルス飛沫をカットするため使う。
これがマスクの使い方、と思っていたが、
手元の薬箱にあった、マスクのひとつには、
「こんなときにお使いください」
「*かぜの予防に *かぜをひいたときに *花粉症の季節に・・」
とあった。
この地方のドラッグストアやコンビニのマスク売り場は空っぽ。
『マスクは売り切れです。いつ入荷するか見通しがついておりません。』
大きな張り紙と、恐縮するスタッフの姿が 続いている。