2008年9月ニューヨークはウォール街に始まった、
“金融工学製品”債権証券化金融商品の資本市場の崩壊。
土地、株式、公社債債券。石油等資源、穀物等食糧の先物取引。つぎに住宅貸付債権、自動車割賦販売債権の債権証券化金融商品が、ドミノゲームのように一気に瓦解していった。
資源大国のアメリカが、金融資本主義を自己批判して、
国益・国家総動員で緊急措置を執っている。
240年前、米英戦争で独立建国。
建国100年後の内戦:南北戦争で、
奴隷制解放・工業経済化立国へ転換してから140余年。
いまだ「国敗れて山河在りの焦土」を知らない国のアメリカ。
資源大国、軍事治安大国、経済資本大国のアメリカ。
第一次世界大戦後の、80年前の経済大恐慌を克服してきたので、アメリカは“80年来の経済危機”という。
わが宰相様は“100年に一度の経済危機だ”と叫ぶ・・。