アーカイブ: 2009年1月20日

荒れる里山(その2)

パーマリンク 2009/01/20 01:13:50 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 §むかし むかし ・・・ おじいさんは柴刈りに・・・
 敗戦後15年ぐらいは、寒の入りから立春までの農閑期に、
 毎年 そだの里山へ 柴刈りにでかけた。

 男の子は 毎日、学校から帰るなり、庭で薪割りをするか、
 柴刈り山へ出かけて、束ねを手伝い、山積みした大八車を押した。
 家路に向かい風の、伊吹おろしに泣かされた・・日課。

 薪炭用粗朶(そだ)山、水田鋤き込み肥料用落ち葉掻き山。
 クヌギ、アベマキ、コナラの柴刈り山。
 ここの荒れ方はもっとひどい。

 木の実、若木若芽、腐葉土土壌の虫もなければ、
 熊、鹿、イノシシ、サルたちには、えさがない。
 やむなく、ヒトが勝手に育林を放棄した人工林のくぐりぬけて、
 水田、果樹地、畑地の人里、人家まで出かけなければならない。

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地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。

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