後世、大和、畿内の○○天皇稜といわれる古墳群に劣らない巨大な古墳。
「東之宮古墳」に祀られる“王”東之宮さん。
近年木曾三川流域とくくり語られるが、この豊かな地方の民の力、治める“王”の力は、
この国の歴史を動かす原動力(水源)であった。
政治・外交(武力)、経済・社会、生活・文化にわたり、影響力を持ってきた。
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犬山・各務原から岐阜・大垣の古墳群の王たちと、
後の世の美濃国、尾張国、三河国、伊勢国などが、
日本国の歴史の変革者・推進者であったことを想う。
大和朝廷・律令国家へ体制固めの壬申の乱(672年)、
鎌倉幕府・執権政治へ体制固めの承久の乱(1221年)(源頼朝の母は、熱田神宮宮司の娘)、
足利幕府後期の趨勢を決める信長上洛(1568年)、
土岐氏・木曾義仲・本能寺の変(1582年)、
豊臣関白政治へ、小牧長久手の戦い(1584年)、
徳川幕府(1603年)基礎固めと各国お城つくり町つくりに要る建築用材の供給基地:木曾・筏流しのお目付け役としての成瀬氏犬山城主などなど・・・。
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あらためて知る・・・:
「東之宮古墳」はどれよりも巨大で、
その位置取りの、際立つ的確さ!!
※ なお東之宮神社は目下、発掘調査後期で、整備の上 あと数年後 参拝できるようになる見込み。