アーカイブ: 2009年1月02日

古墳 と「鏡」   (東之宮古墳 Ⅲ)

パーマリンク 2009/01/02 00:50:24 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 犬山城の東の方 丸山白山平の“小山”は、
 実は 「東之宮古墳・東之宮神社」である。
 初詣でで賑わう成田山名古屋別院、子ども連れに人気のラインパーク・モンキーセンターは、古墳の“山”の中腹に広がっている。


 古墳からは、よく鏡が出土する。
 多くは地位の象徴として、古墳ひとつから 鏡がひとつ副葬されている。
 おそらくは4世紀以降に、大和朝廷に認められた証しであるかのように。

 「東之宮古墳」にも その類いもいくつかあるが、
 それよりも旧く、もっと大きな、国内唯一の、神秘的な文様の鏡が在る。

 「東之宮古墳」からは、「三角縁獣鏡」クラス以上の鏡が11面も出土した。
 ひとつの古墳から11面もの鏡が出土するのは 極めて稀有で、奇異ですらある。

 三世紀、この国で これほどの信望、思慕を一身に受けていた、
 空前の巨大な墳墓に祀られた”王”は どんな人物だろう・・。

 “東之宮”、“東宮”さんといえば・・・・。

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地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。

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