平成20(2008)年1月27日(日曜日)、「小弓の庄」開館8周年記念事業で、記念講演会と薩摩琵琶の演奏会が「小弓の庄」(犬山市羽黒 古市場53-1)(0568-68-3767)で にぎやかに開催された。
気温は冷え込んだが 青空澄み渡り、築100年とは思えない凛々しさで迎えてくれる。
小弓の庄企画運営委員会森川委員長の主催者ごあいさつ、田中志典犬山市長の祝辞で はじまった。
第一部・記念講演会は「今、昭和が熱い 昭和日常博物館の試み」の演題で、講師は北名古屋市の歴史民俗資料館の学芸員・市橋芳則さん。
昭和30年代の路地裏の日常生活、キャラメル、夕餉のごはんの話、 暮らしの道具や「白もの家庭電化製品」「三種の神器」の普及ぶりなど なつかしい、たのしい話がいっぱい。
思い当たることやら、はじめて知る暮らし方に、時を忘れて聴き入る。
余談めくが講師の市橋さんはご当地犬山羽黒で育った方で、同級生、ご近所の方も三々五々。我が事そのものの昭和の情景に「熱い昭和」が目の前に再現された。
第二部・薩摩琵琶の演奏は、NPO日本音楽集団・正会員の細川華鶴子さん。琵琶は薩摩琵琶で、平家物語の古典曲や わかりやすい現代曲の謡いと、軽妙なトークに盛り上がった。
会場満席。立見席もいっぱいの聴衆一同、感動一色。
開館8周年のおもてなしには、昔なつかしの「すいとん」のふるまい。
地域の婦人会のみなさんの仕込みで あつあつのすいとんに なつかしの歯ごたえを味わい、おかわりも次々と声が出て好評だ。あの大鍋いっぱいが たちまち 平らげられていった。
明治40年代に建築された旧「加茂郡銀行羽黒支店」が、平成11年(1999)に犬山羽黒は堀田町内に移築復原され、羽黒のまちづくり拠点施設「小弓の庄」。
名鉄小牧線(名古屋市地下鉄・上飯田線)羽黒駅前に、地域の一員としてすっかり なじみ、愛されている。
藤原氏領の荘園で「小弓庄」と呼ばれたというご当地。
室町時代には「尾張国小弓庄犬山領家職」との表わされた、おいしい米どころ犬山羽黒。
五条川(さらには木曽川の伏流水)の水の恵みをたっぷりいただいている里山、里地の地・・犬山羽黒。
戦国時代、尾張国を治めた織田信長が先ず居城とした「清洲城」にも水を供給する五条川に そば近い「小弓の庄」。
”地域の宝もの・子ども達”が毎日通う五条川小弓橋から、サクラ並木越しに お山「尾張冨士」を望めば、地下鉄電車が視界を横切る。
小寒い中にも おだやかに、なつかしい あの頃の講話、耳元に残る琵琶の響きを かみしめながらの一日となった。
ありがとう、おかげさまで、今日も元気だ。
ありがとう、「小弓の庄」。
今冬 一番に冷え込んだ寒い朝。快晴。
うぐいすが つがいで 今朝も来てくれた。
庭のわびすけ(ツバキ)は このところの寒さつづきで、
この蕾みがやっとこさで きのうから開きはじめたところ。
待ちきれなくて うぐいすが白花の蜜を吸う。
ふたり仲良く 替わりばんこで蜜を吸う。
まだ 歌は聴かせてくれない。
畑のえんどうは、もみがらの厚い布団が 霜柱でまるごと持ち上げられている。
さぞや脚が冷えるだろう、風邪を引いたかと 心配になる。
雪起こしの伊吹颪(北風)にさらされ、水道管も凍てつく底冷え。
霜柱3.5㍉。 かつをいらずの冬野菜が 霜でお化粧。
ひなたぼっこ はじめた途端に溶けて 消え去るはかなさ・・。
1月14日 ムラの作法(町内会)で、どんど焼きに参加。
お正月 松納めの行事で 注連飾りを外し、前の年のお札を納めに集まる。
子どもの頃は 門松や 黒豆の豆がらもたくさん持ち寄り、盛大な火祭り(左義長)だった。豆がらがパチパチと、青竹がドーン、ポンッとはぜながら、燃えさかる。灰まみれのおもちが食べられる 楽しいお祭り・・。
お札様、氏神様祭礼の御馬頭飾り、書初めなどが ことしも納められた。バーベキュー用焼き網も現われ、今様に こぎれいな餅焼き会にもなった。あつあつのおもちをほほばる、幼な子たちも にぎやかに・・。
ことしも村内安全、無病息災を願う。
寒い 朝。
うぐいすが つがいでやって来た。
庭の つばき(わびすけ)に止まり、かわいい白花の蜜を食べる。替わりばんこに、見張りに立ちながら。まだ身体が小さく見える。
畑の野菜たちも 震えながら ひなたぼっこ。
遠くのお山(尾張富士)は”おはよう。シャンとせんかいな・・”と。
もうすぐ 春ですね・・。
早く こないかなぁ、しんぼう 辛抱!
新春、松の内。今日は すてきな出会いの日だった。
尾張富士、五条川の四季を愛でるブログ塾生の2家族が出会い、にぎやかに話がはずむ。そして、あっという間に、お互いに好きなこと、やっていることに共感し、お互いの気持ちに共鳴した。
お互いの考えや気持ちが、なにかをキッカケに一挙にぴったり合う。これを意気投合という、とは、齊藤孝先生(教育学)のことばだったと思い出す。
風流三昧好し、晴耕雨読もまた好し。健やかに、落花流水の如し。
すばらしい一日をありがとう。夢と元気をいただきました。
◆焼き芋
自転車の 子供3人が来宅、
「おばあちゃん、 焼き芋もつてきました!」
紙に包んだ まだ 熱い、 熱い、 大きな焼き芋 が 1個,
ビニ-ル袋に入っていました。
聞くと
下校後 5年生 6名が(男子2名 女子4名---顔見知り)
我が家から一番遠い ” あや ちゃん” 宅で
焼き芋パ-テイ をしたとか、
(へ~え~! 今は これを「焼き芋パ-テイ」 」と、言うのだそうです)
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◇聞くと
・庭の片隅で、
・コンクリ-ト ブロツクを囲いにして、
・そのなかで焚き火、
・ブロツクの上に金網を置き、
・その上に芋を並べて焼きました、
6人は火を囲み わいわい がやがや 大騒ぎ
突いてみたり 転がして みて、
”これ焼けた! まだ生焼や!”
TV で見る犬山の ”焼き芋猿” と同じ姿が連想されます、
この「焼き芋パ-テイ」は 年の暮れ、
ほつと、する 学校の冬休み2日前に行はれました。
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◇誰かが、
「おばあちゃん にも、 (焼き芋) もつて 行こう!」 と、
なつて、わざ わざ 自転車で」来てくれました。
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◇おばあちゃん は 芋に付いた黒い灰を 落としながら つぶやき ました、
” 可愛い子供達や!”
その目には 光る ものがありました。
2008年 元旦。
尾張富士山頂から 初日の出を遥拝しました。
金色の輝きに身もこころも感動。
居合わせるご近所の方々との出会いも愉しい。
そんな仲間と交換ブログのはじまり、はじまり・・。