アーカイブ: 2010年3月09日

手仕事の村:足助屋敷へ (その 2)

パーマリンク 2010/03/09 00:26:24 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 東海環状自動車道・豊田藤岡ICから、足助の町へ。
 香嵐渓・三州足助屋敷、手仕事の里で考えた。

 「したたかな山の暮らし」をそのまま再現し、子や孫に伝えたい、
 「自分に必要なものは自分でつくる」生活を 伝えたい。
 その願いは いつもながら熱い。


 この事業が、ビジネスとしても成り立つポイントは何だろう:

 (1)日帰り遠足圏内いっぱい県内県外の、
   全教育委員会へ働きかけて、
   とくに小学3年生の校外学習メニューに入れてもらっている。

   さすが開館以来 30年間の経営・営業努力の集積は強い!
   子たちが、後日再入場する(家族連れなどで)率も高い。

 (2)リピーターも多い、元気な中高年層に、高齢者割引はしない。

   高齢者に媚びない。だがゆっくり愉しんでもらう配慮は随所に。
   入場者収入や頒布品売り上げの 高い比率を占めるそうだ。

   
 子たちには負担を少なく、ゆっくり体験・体感を!はうれしい。
 歴史に学ぶ、精神を知る、技術の伝承を体験するなど、
 ポリシーと目標が 明確でぶれていない。 
 (全国統一学力テスト・ランキング競争原理とは、次元がちがう)

 片や(ここで気付かされた)世にも”不可解な集客手法”のなぞ。
 多くの博物館や公開施設が行なう「高齢者割引の意図」は何か。
 ・・・ 帰途についても やっぱり このなぞは解けなかった。  
 

      

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地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。

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