東名高速道路 上郷サービスエリア。
平日午後、いつもここは利用する車で混み合っている。
このごろ喫煙場所が 思い切り離れたところにある。
いま、喫煙を他所へ閉め出すことに腐心する。
夜間照明もそこそこで不十分。真夏はまるで誘蛾灯。
運転に疲れた心身を癒し、憩う雰囲気ではない。
一脚だけ 3人掛けベンチが用意されていた。
木のベンチ・・と思いきや、擬木。 まだ真新しい。
「このベンチは“廃プラスチック”“廃木材”を原料としたリサイクル製品です。」と、説明文がプラスチック板で貼り付けてある。
「リサイクル製品ですと主張する狙い」はなんだろう?
ならば、このベンチの100年先はどうする?どうなる?
このベンチに成型したようなリサイクルプラスチックを、
大自然界へ悪さしない土に還してやることができることができるのなら、それを誇らしげに告知するのが、筋ではないかな。
さもなければ、ふたたび廃プラスチックとして、最終処理を先送りするつもりです、と宣言しているようなものではないか。
このベンチの材料は嫌われ者のジョーカーです、と誤読されないために。