近所の子が、 手にプログラムを持ってやって来た。
町内の一軒一軒に 配って回っていると言う。
「お~ 学芸会かい!」 「・・・ ?」
「羽黒っ子発表会です。替わりばんこに発表します」。
このまちは30人学級のまちだから、3クラス90人ほどの学年全員で、替わりばんこという。
「劇や合唱、総合的な学習発表です」と。
1年生:(国語・劇)「おおきなかぶ」
90人みんなの力を合わせて、子持ちを込めて 大きな動作で発表します。
2年生:(国語・音読劇)「かさこじぞう」
学級みんなで考えて、音読の工夫をしたり、動きをつけたりして、台本を作りあげました。
3年生:(国語・劇)「サーカスのライオン」
年老いて、さびしかったサーカスのライオンは、少年と出会ったことで、思いやりを知り、すこしづつ変わっていきました。
4年生:(合唱・合奏表現活動)「伝えよう私たちの羽黒」
合唱では 声と声の重なりを。「太鼓ばやし」では 力強い響きと 美しい音色を味わってください。
87人が 踊りで羽黒の自然を 表現しました。
情景をイメージしながら ご覧下さい。
5年生:(社会・国語・総合的な学習)「育てる 食べる 考える」
社会科や国語で学習してきたことをもとに、総合的な学習で取り組んだ「羽黒米」つくりを通して学んだことを、「育てる・食べる・考える」をテーマにまとめて、自分たちで考えた方法で発表します。
6年生:(総合的な学習)「犬山羽黒伝~地域の歴史を巡って~」
郷土羽黒・犬山の歴史や伝統文化について、調査・体験などを通して学んだことを、テーマごとにまとめ、歴史の流れに沿って、各グループが工夫して発表します。 郷土のすばらしさを 感じ取ってください。
「私達は、羽黒っ子発表会に向けて 毎日練習してきました。
その成果を皆様に見ていただけたら うれしいです。」
日時:平成22年11月27日(土)8時50分 開演
会場:羽黒小学校。 2年・5年の教室、および体育館
このところ、「郷土」「郷土愛」という言葉が聞かれなくなった。
さみしい想いをしていただけに、「郷土のすばらしさを感じ取ってください!」と、呼びかけられて うれしくて たまらない。
「愉しみにしているよ!! ありがとう。ご苦労様!」
ニコッと笑ってくれた子たちが、たまらなく愛おしい・・。