「豊田市百年草条例」によれば(旧足助町は豊田市に合併した)、
「”足助町”百年草」は、公的な施設群である。
市民に、「健康増進の場」および 「余暇活用の場」を提供する。
「高齢者の福祉の増進」および 「生きがいづくり」に資するため、
設置する、・・とある。
1.「老人福祉センター」;
集会運動指導室、栄養指導室、機能回復訓練室、
浴室、飲食施設、会議室
2.「老人デイサービスセンター」:
健康指導室、浴室。
(高齢者 および身体障害者の機能回復、生活指導)
(いわゆる通所介護 および介護予防通所介護)
(通所者に 入浴および食事の提供等の 便宜を提供する)
3.「生きがいセンター”ZiZi工房”」:
”足助ハム”ブランド:ハム、ベーコン、ウインナー
食品製造・加工所、食品販売所
4.「農家・林家の高齢者婦人センター”バーバラはうす”」:
”bakery バーバラはうす”:おいしい焼きたてパン
食品製造・加工所、食品販売所
(高齢者の生きがい、就労、教養活動)
5.「宿泊施設”ホテル百年草”」:
宿泊施設
(地元市民、観光旅行者等に対する施設の利用)
(地域観光情報の提供)
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久しぶりに”足助町”「百年草」を訪ねて 再確認したこと・・:
1.通年、というか毎日、毎月 日銭が稼げる事業をすること。
香嵐渓の紅葉狩りという観光資源に依存しすぎない。
2.公的施設での収益事業でも、民間事業者と競争に晒される。
地元の、ご町内の生活者・住民が、参加し、関わり、消費する。
よそ者・若者・ばか者の、お祭りごと・自己満足にさせない。
地元の者が、自分たちの舞台とし、利用し消費し、享受する。
3.商業者、農家、林家、月給取り退役者の高齢者が、
元気に、就労しながら、生きがい、交流・親睦をはかる。
4.公的資金でハコもの的に設置するも、事業として独立し、
収益事業を持続的に安定・発展させ、納税する事業所となる。
いまふうに言えば、地域ブランドを確立し、地元住民が最も多く利用し、観光客にも提供し、オンラインショップでナショナルブランドに育っていることに、敬服・・。