さきごろ成田国際空港の第二滑走路から 遠距離国際便が離陸した。
そしてこのたび、羽田空港第四滑走路が 24時間ハブ空港化を引き寄せる。
韓国仁川、スイスチューリッヒ、ドイツフランクフルトのハブ国際空港。
シカゴ、ニューヨークJFK,ロンドンヒースロー・・・。
季節の風向きに合わせて滑走路を4本、5本を組み合わせるのは常識。
シャトル列車、渋滞なしの高規格道路。24時間対応のエアポートホテル。
トランジットの利便:サービスの良さは 世界の常識。
21世紀はアジアの世紀。
アジアの玄関:ハブ凱旋門はソウル(仁川)か?上海か?東京か??
地べたの上の線引き、用地造成、財源引き当て政策論争・・。
国際空港規模・運用システム・アクセス利便・騒音景観・・。
それも「大事」だが、10年先には2軍落ちするニッポンが、アジアの通用口になり下がらないための国策をぶち上げよう!
時差ぼけ馴らし、ショートステイ観光にピカイチはTOKYO。
フジヤマ、はとバス、おいしい水、治安の良さはダントツ。
3000年間も 同じ土地を耕して食糧自給できる水田稲作「穂の国ニッポン」。 「もったいない」「おかげさま」、ありがとうの「おもてなし」。
カラクリの国、識字率100%、夜でも一人歩きができる国。
この国は、世界に冠たる”第七の文化・文明の文化圏”。
狭い島国に100近い空港。
まるで幕藩体制時代に、各藩が長崎・出島、函館の湊を持つがごとし。
高い着陸料の木戸銭で、各藩の出島へ扶持を与える「特別会計」は、Yokoso Japanを遮る鎖国政策。
そろそろ、開国し、あたらしい自立へ離陸するときではないか。