片づけものをしていたら、「審査公報」と「選挙公報」が出てきた。
あれから もう4カ月。改めてながめていたら、ひとこと言いたくなった。
第21回 最高裁判所裁判官国民審査の「審査公報」。
今回対象は9名。略歴に続く「関与した主要な裁判」での判断開示は、難解な法曹用語を避けてわかりやすい。
「裁判官としての心構え」は、それぞれが自分の言葉で 信念、よりどころと、オフタイムの過ごし方などもあったりして、人としてのぬくもりすら感じられる。
以前の審査公報の掲載スタイルより いまの方が好ましい。
第45回 衆議院議員総選挙の「選挙公報」。
「候補者から提出された原稿を写真にとってそのまま印刷したものです」
スローガン羅列や、名前ばかりの連呼型は少なくなった。
あるべき論や、汗かきます・がんばります調が前職・元職から出てくると、KY!もの。
「政治家としての心構え・理念・決意表明」をだれにもわかることばで、必須記載事項にしてもよかったのに・・。
政党を選ぶのか、顔写真・プロフィールで「人」を選ぶのか・・、だけでなく、
もう少し、「人」「こころ」「こころざし」を知りたい。