「防犯 あいち 」第166号(平成22年 秋号)で、
「こども100番の家」の実態広報が 知らしめられている。
< 保護者・学校関係者・地域の皆さまへ >
ここ数年、子どもが被害に遭う事件が後を絶ちません。
子どもを守るためには、保護者や学校関係者、地域住民など 大人が一体となって 防犯に努めるとともに、子どもたち自身の 防犯能力を高めることが必要です。
1.家庭で 防犯 (暮らしの中での 防犯指導)
自分自身で 自分自身を守る行動が出来る子どもに育てましょう。
2.子ども目線で 防犯 (具体的な防犯対策の指導方法)
基本は、子どもを犯罪から守る合言葉「つ・み・き・お・に」。
「つ」いていかない。
・ 知らない人には ついていかない。
「み」んなと、いつもいっしょ。
・ ひとりにならないように させる。
「き」ちんと 知らせる。
・ 家を出るときは、誰と、どこで、何をし、
何時ごろ帰宅するのかを 伝えさせる。
・ あやしい人を見かけたり、怖い目に遭ったら、
必ず家の人に 報告させる(そのとき、叱らない)。
「お」おごえで 助けを呼ぶ。
・ 怖いときは、大きな声で 助けを呼ばせる。
「に」げる。
・ 何かされそうになったら、すぐ逃げさせる。
3.実践に結び付く指導を する。
* 家の周りに 危険な個所はないか、こどもと一緒に確認する。
* 「こども110番の家」の場所の確認と、助けを求める方法を、
子どもさんと一緒に考える。
* 子どもさんに対して 一方通行ではなく、
「あなたならどうする」と問い掛けましょう。
* 寸劇やゲームによって、なぜ それが怖いことなのかを、
理解させると よいでしょう。
* 繰り返し子どもに問い掛けして、しっかり身に付くように。
4.グッズで 防犯。(防犯グッズの携帯による防犯対策)
・ 子どもたちの 安全と安心のために、市販品の防犯グッズを利用。
・ また、手づくりグッズは、防犯意識の向上に役立ちます。