平成21年度犬山市民総合大学 入学式。
そして、
犬山市制55周年記念事業の記念講演は、
登山家:田部井淳子氏・・「世界の山々をめざして」。
市民大学の6学部8学科の総定員は のべ870名。
出席率はおよそ半分くらいかと思われるほど 空席でガラガラ。
毎年のことながら、会場は収容人員1230名の大ホール。
開会前のロビーで、受講生ではない一般市民のひとりが、
「田部井先生の記念講演を是非聴きたい」
「お金が要るなら払います。入場したい」と申し出た。
名札を付けた市役所のスタッフが 応えていわく、
「決まりで、市民大学受講生しか入場できません!」の一点張り! それ以上のことばを吐かない。
「おいおい、学納金受講料を払った人しか だめだって?言うのかい」。 どこか おかしい・・!!!
「決まり」とやらの市民大学教育理念を、市政リポートでまで力説している「生涯学習」の理念を 開陳してみろよ!
市制55周年記念事業の記念講演は だれのためだ?!
お役所内輪の理屈は要らない!
聴講生制度とか もっと考えろよ。
どっちを向いて「あなたの仕事」をしているのだよ。
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「教育のまち犬山」「犬山の子どもは犬山で育てる」と信念を吼え続ける前・市長は、満員になっても、立ち見でもよければと、一般入場も歓迎した。
まるで法話を聴くような前・市長のあいさつは、愉しみだった・・。