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7月7日 参議院選挙

7月7日 参議院選挙

パーマリンク 2013/07/08 17:13:51 著者: y-ishida2 メール

4日から17日間の参議院選挙がスタートした。谷岡郁子さんから頼まれ、「みどりの風」の選対本部長なる役職を引き受けた。「みどりの風」は、脱原発とTPP反対を明確に打ち出している。何も人間関係のしがらみで応援を買って出たわけではない。
「みどりの風」は日本の祭を見直し、地域再生の起爆剤にするという事をマニフェストに書いている。これは私の提案による。「みどりの風」の政策を貫く思想はボーダレスエコノミー、グローバリズムに対する否定であり、私の持論であるローカリズム、地域主権、ふるさと回帰が通奏低音として流れる。
今回の参議院選挙、初めてといっていいか、どの政党ともしがらみを断って自分の考える政策本位に考えたい。その点で、まず最大の視点は、原発問題だ。東日本大震災を経験後最初の参議院選挙なのだから、この経験を今後の国政にどう反映するかが、最大のテーマとならなければいけないと思うのだが、どうも各政党の論戦や国民の関心を見ていると経済、中でも景気浮揚が最大の争点になりかかっている。相も変らぬ金儲け優先、これでは諸外国から、やっぱり日本人はエコノミックアニマルだと思われても仕方ない。  
津波は避けられない天災であったとしても、原発の事故は人災であり、100パーセント国政の責任であろう。この参議院選挙という国民投票に代わる機会に、エネルギィー政策を大転換し、新しい再生エネルギィーというイノベーションを促す機会にもかかわらず、また歴史を戻してしまうような選挙になりかかっている。まったく切歯扼腕、無念の極みだ。
「みどりの風」はその流れに明確に掉さす主張をしている。谷岡代表はテレビ討論でしっかりした主張をしていると思うが、これだけ政党が多党化すると議論がこんがらがり、論点が錯綜し、記憶に残らない。街頭演説もなかなか聴衆に伝わりにくい。本当に選挙は難しい。
とにかく今回の選挙、「みどりの風」は文字通り風まかせ、波まかせ、太平洋一人ぼっちのヨットみたいな選挙になってしまった感なきにしもあらず。
私は今までの政治経験の集大成として、多数主義、員数主義には落とし穴があり、少数意見の中にこそ真実が隠されていると信じて弱小政党「みどりの風」を応援することにした。

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