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「未来と地球の救い方」というシンポジュームに参加。地球環境、エコロジー、エネルギー、資源などの問題について研究者、実践家、市民運動の皆さんの学習会。
私はここ2週間ほど没頭して読んだ本がある。アメリカの環境活動家ポール・ホーケンの「祝福を受けた不安だ」。100年後の人類に残したい希望のメッセージとして全米でベストセラーになった環境バイブル也。
一言でいうと、人体が細菌でおかされた時、それを跳ね返す抵抗力が生存の本能として備わっているように、地球が破壊されようとしている今、地球全体の市民運動が立ち上がりつつある、というものだ。
「今現在地球に何が起こっているかについて科学が述べていることを見て悲観的にならないなら、あなたのデーターは間違っている。一方、名もなき運動に身を投じている人々に会って、それで楽観的にならないなら、あなたにはハートがない。」と、著者は言う。
この本のタイトルの意味は、地球の環境が破壊されていく不安は克服され、人類の英知が祝福されるだろうという意味に私は受け取った。
今日会場に来ていた人たちは、この「祝福を受けた不安」の世界に生きる人たちだ。