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正月休みも終わり、日本列島全体が仕事に向かって始動。
最も新鮮さを感じるのは何と言っても国政であろう。私は年末の予算編成時に選挙するなんてばかげていると思ったが、選挙の結果あれだけの人心一新と新年が重なるのは、ある意味画期的に新鮮であり、ドラマを夢見る。
今国政は、完璧なまでの安定感を感じる。ただし、今がピークで、次なる不安定への一歩が始まる。古今東西、政治というのは安定と不安定との織りなす綾だと思う。1点が繋ることによってリングが完成した瞬間、別の1点が弾け、次なるリング形成の運動が始まる。その1点の繋る瞬間が選挙である。3年半前、民主党が政権をとったとき、瞬間的に国政は安定した。が、その直後から民主党による政治の混乱と不安定が始まった。
決して不安定を望む者ではないが、それは歴史の真理である。