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11月24日 世襲批判

11月24日 世襲批判

パーマリンク 2012/11/30 13:43:36 著者: y-ishida2 メール

引き続き私の経験から選挙を考えてみる。世襲制について。
結論から言うと政治の質を落とす罪悪と観る。私は若いころ自民党政治の中で育った。振り返ってみると30年前の自民党政治は経済のバブル期を背景に金権政治そのものだった。政治家と業界と霞が関のいわゆる政官財の談合政治だった。例外はあるものの、当選回数の多い自民党政治家は政治という権力を使って蓄財した。そしてその甘い蜜のような権力構造は、その政治家の一族に継承された。また、当選回数の多い自民党政治家の特徴は、強力な後援会組織にあった。この後援会が世襲を望んだ。傑出した政治家でも人の親。後援会の「若先生も立派になった」というリップサービスには弱い。かくして選挙区では世襲以外の才能が封じ込められてきた。そもそも政治家に限らずどんな職業でも、特殊な才能がそのまま遺伝するなんてことは例外を除いてありえない。子供に政治家としての才能があったら親とは全く違う選挙区にて自力で立候補すればいい。嚢中の錐、頴脱の人となる。
世襲は国家の象徴である天皇だけでよい。

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