« 12月5日 衆議院選挙 | 11月28日 桃太郎物語 » |
衆議院選挙の告示日が迫り、政局はいよいよ混沌としてきた。嘉田滋賀県知事を代表とする新党が立ちあがった。予測していなかった、未曽有の政治状況。
朝、テレビで各党の主張を聞いていたが、政治を職業としてきた私でさえ、党名も頭に入らず、各党の主張を明確に区別することもできない位だから、普通の有権者は混乱するだろう。現実にテレビでマイクを突き付けられ、戸惑うと発言する人が多かった。
私は今回の混乱は、長かった自民党政治が壊れた後遺症であると思っている。3年前の民主党による政権交代の続編である。あまりにも自民党の一党独裁が長すぎたので、壊れた後の回復に時間がかかるのだ。生みの苦しみはあるが、今度の選挙は政権交代の更なる進化かもしれない。
この際、一人でも多く新人が当選することを願う。大量に新顔の議員が生れ、大幅に国会議員が入れ替わり、既存の政治が一新されることを望む。
時代を一新することだ。新しい革袋には新しい酒を、だ。