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犬山市長時代に全国の市町村長で「首長交流会」という政策研究会ができ、その代表を務めた。その時の事務局になってくれたのが、「地域交流センター」というNPOだった。
当時、「地方分権」が登場し、自治体の自立というテーマを首長同士で熱く議論した。その「地域交流センター」から電話があり、今の政治状況の中で、かっての首長たちの意見が聞きたいという。草加市長であった木下さんからも一度元市長たちが集まろうじゃないかということになって、東京に有志が集まり、今日2回目の会議をした。
丁度今日衆議院の解散と重なり、国政中心になった。10人程度の会合であったが、ほとんど未来に希望の持てる雰囲気はなかったといっていい。経済の落ち込み、景気の低迷、格差の拡大、地方の疲弊、高齢化の加速に伴う福祉、医療現場の苦労などなど、言い尽くされているのに少しも解決の道筋が見えないどころかますますひどくなっている。国債が増えすぎて、そのうちきっと国家財政が破綻するに違いないということが真剣に語られた。