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「山中八策」と名づけたのは、大阪の橋下徹市長が大阪市など大都会を中心にする改革案を、坂本竜馬が幕末から新時代への改革案として作った「船中八策」をもじって「維新の会・船中八策」としたことを意識したものです。私としては時代の寵児となった感のある橋本市長の改革案の対立軸として、違うだろう、大都会よりむしろ山間だろうということをアピールしたかったのです。
以下に、「山中八策」を要約します。
1 新しい日本人の生き方
GDP信仰からGNHへの価値観の転換
都会は人が作り田舎は神(大自然)が作った
2 政治改革
民主主義の更なる進化を目指して地方議会改革
議員内閣制の提案(チェック&バランスからマネージメント&ガバナンスへ)
3 行財政改革
地方分権(地域主権)の推進
市民参加の実践(まちづくり基本条例の制定)
4 教育・子育て
受験学力より人格形成
生涯学習と全市博物館構想
5 医療・介護
泉都下呂を医療介護の世界的温泉保養地に
6 まちづくりと産業政策
霊峰御嶽をランドラークに、大自然の生み出す観光資源を戦略的に生かし、岐阜県一の観光地を目指す
7 農林漁業と食文化の発信
医食同源・農林漁業の再生
新しいビジネスモデルの創造
8 資源エネルギー
豊かな森林エネルギーの活用
水力発電など自然エネルギーの開発
選挙は正直言って盛り上がりました。どの集会も人がよく集まり、熱気がありました。聴衆のまなざしには真剣なものがありました。10回目の選挙を経験するクロウトスジの私としても確かな手ごたえを感じたのです。
しかし落選は落選。
原因は分かっていますが、敗軍の将は兵を語らず。