アーカイブ: 2011年9月23日

彼岸花(曼珠沙華)      (1080)

パーマリンク 2011/09/23 09:17:20 著者: hatake メール
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 五条川堤防路。
 彼岸花の季節 到来。

 あ~かい 花なら 曼珠~沙華・・
 赤い花が天から降ってくる、から 天上の華、とも。

 田んぼや畑(陸稲)の畦道に ぐるりと彼岸花に囲まれていた。
 とくに、草むらや雑木林の際の田んぼは、その堺に草むらを造って、曼珠沙華の球根を一列に植えつけた。

 球根や茎のちょっと強い香りが、野ねずみの嫌う香りかな。
 稲が出穂するころ、畦道の草刈りをする。
 
 残暑が地肌を照り付けて、地温が上がる。
 曼珠沙華の球根が目覚める。

 やがて2~3週間後に 花芽がすくすくと伸びてくる。
 あのあ~かい花が咲く。

 花が終わると 細長い葉っぱが出てきて、栄養を貯える。
 独特の香りを含んだ、曼珠沙華の葉っぱの行列。
 
 田んぼの稲がたわわに実り、収穫のころ。
 野ネズミが食べに来ないように、香りの球根が機能する。


 「彼岸花は、大事なお米(稲穂)の守護神の花」と子どものころに聞かされた・・。 

 旧暦・お彼岸の頃は、まさに稲刈り・収穫の真っ盛りの頃。
 いまでは、台風シーズン(二百十日)前に出穂して授粉するような品種の稲作りが一般的となった。

 曼珠沙華の開花期が、お彼岸の頃ゆえにこそ「彼岸花」。

 

2011年9月
 << < 現在> >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。

最近の記事

検索

XMLフィード

16ブログ     powered by b2evolution