きょう知立市で一面の麦畑を見かけた。
早まった梅雨入りで、麦刈りのお天気模様が待たれる様子。
「小麦」は、うどんなど麺類、小麦粉のパン・菓子類の原料で、この国でつくられる主要穀物であったが、アメリカなど大規模農場での小麦にかなうはずもなく、農家は価格低迷に作付けをあきらめた。
いまでは、うどん、そうめんなど麺類の名産地周辺の田園でしか、麦畑を見ることも亡くなった。
日本の牛・豚・鶏が食べる穀物は、大半を他所の国の畑で収穫された穀物を食べている。(食料自給率が下がる一方の飼料構造だ)
気候は 高温多雨、春夏秋冬四季折々。
穀物栽培がやりやすい、平坦地が少ないとは言え、
水がきれいで、豊穣な国土。
農耕民族が、農林業の跡継ぎが、育たない国は 哀しい。
食料品が ソロバン損得勘定だけで、消費される国は哀しい。