アーカイブ: 2011年6月05日

麦秋の候 -4-         (970)

パーマリンク 2011/06/05 08:52:04 著者: hatake メール
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 きょう知立市で一面の麦畑を見かけた。
 早まった梅雨入りで、麦刈りのお天気模様が待たれる様子。


 「小麦」は、うどんなど麺類、小麦粉のパン・菓子類の原料で、この国でつくられる主要穀物であったが、アメリカなど大規模農場での小麦にかなうはずもなく、農家は価格低迷に作付けをあきらめた。

 いまでは、うどん、そうめんなど麺類の名産地周辺の田園でしか、麦畑を見ることも亡くなった。

 日本の牛・豚・鶏が食べる穀物は、大半を他所の国の畑で収穫された穀物を食べている。(食料自給率が下がる一方の飼料構造だ)

 気候は 高温多雨、春夏秋冬四季折々。
 穀物栽培がやりやすい、平坦地が少ないとは言え、
 水がきれいで、豊穣な国土。

 農耕民族が、農林業の跡継ぎが、育たない国は 哀しい。
 食料品が ソロバン損得勘定だけで、消費される国は哀しい。

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地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。

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