2011.3.11.東北地方太平洋沖大地震。大津波。
その被害の大きさから気象庁の名付けは、東北大震災。
東京電力福島第一発電所はM8.0の衝撃を受け、高さ15mの大津波に襲われ、深さ5mもの海水に水没した。
運転中の3基の原子炉は緊急停止。
核燃料の崩壊熱を冷却するシステムは蓄電池供給が切れると、自家発電が壊され、他所からの送電線供給も何キロか先の鉄塔の倒壊で不通となった。
結果的に原子炉3基は圧力容器で炉心溶融し(メルトダウン)、格納容器へ溶融貫通(メルトスル―)した。
再臨界、核爆発の惧れはないようだが、冷却水漏れからの放射性物質の地下水・海水への汚染や、メルトスル―箇所からの大気への放散は、抑制管理し切れていない。
”想定外”の巨大地震、巨大津波だったので・・云々。
想定外のことに遭遇しても対処していくのがリーダーであるのに。
商談に立ち寄ったカフェで。
週刊誌(週刊ポスト)に、M8級の大地震をここ1000年間だけでも何回も経験しているのに!という記事を見た・・。