月めくりを一枚はがして、六月一日。
きょうは、衣更え。
節電・クールビズのご時世に、もうとっくに夏姿。
袷(あわせ)~単衣(ひとえ)。平安の宮中行事の習いからとか。
女房(貴婦人)が手にする扇も、桧扇から紙扇(竹と紙製の扇)へ。
鎌倉殿の時代には、収納場所など家具・調度品も取り替えたらしい。
武家の習いを 強調したかった、か。
500年後 農業立国の江戸時代・・:
袷(裏地付き)~帷子(裏地なし単衣仕立て)~袷~綿入れ~は、
武家の習い、しきたり(決め事至上主義の世)とも。
いまどき 着たきりスズメには、
夜中に寒くなったら フリースの部屋着、
湯上りホカホカなら 浴衣でゴロリ。
庶民は 肩が凝らなくて、気楽でいいなあ・・。