新春の明治村で。
「日本各地の しめ縄めぐり」「日本各地の 門松めぐり」
何気に 慣れっこの正月風景だが、
形や飾り付け方で、ご当地の風習・暮らしが 垣間見えると言う。
想い出せば、子どもの頃には、造り酒屋や、役場や学校などに大きな門松が飾られてた。
太い竹の先端を斜めに切り削った三本を中心に、松の木の枝を添わせ、緑の笹の葉、赤い実の万両などで飾り立てる。
各家庭の門松も、自分で こしらえ飾った。
秋の稲刈りを終えると、里山のアカマツ林の下刈り・除伐で、柴刈りに行く。 年の暮れが近づくと、それぞれが自分の家・屋敷に合わせて、門松造りに用いるシバ伐りも精を出したものだ。
青い松のほかネズコ、ヒバなども用いた記憶がある。
青竹や、稲ワラは お手前で間に合った。
正月14日のドンド焼きは、まるで門松の品評会だった。