西三河地方
雪国の北陸からも はるか遠い。
昼時は過ぎたとは言え、
陽は未だ高い・・。
クルマから見える あの雲は・・?
”龍雲”!?
まわりはいっぱいの青空だというのに、
天に走り、太い白雲が流れるように通りすぎていく。
まこと”龍”の天駆けか。
ただの寒冷前線の いたずらか。
今夜も 冷えてくるぞ・・。
土岐プレミアム・アウトレット。
毎朝氷点下にまで下がる真冬の時候というに、
ファミリー連れ、シニアペア、若者グループ・・
よくもまあこんな山奥まで・・。
ん・・? ペット連れも。
エントランスに 看板告知あり・・・:
「唐施設はペット同伴でご入場になれますが、以下内容をお守りくださいます様、お願いします。
お客様の中には、動物の嫌いな方・ご病気の方もいらっしゃいます。
□ 他のお客様(特にお子様)がお怪我がないよう、十分お気をつけください。
□ 猛犬等のご同伴は ご遠慮ください。
□ お買い物をなさる際は、お連れ様が責任をもってお預かりください。
□ お店の中にはペットをお連れにならないでください。
(一部店舗を除く)
□ 排泄物等は責任を持って処理をお願いします。 」
倒壊環状自動車道 土岐・多治見南ICを降りる。
目の前に「土岐プレミアム・アウトレット」
土岐市でもいちばん西のはずれ。
丘陵地帯の丘が連なる。
モノつくり全盛期に造成された 大規模な内陸工業団地。
ほとんどが売れ残った・・。
高速のIC直結の好立地。
そこへ目を付けた ファクトリーアウトレット・モール。
眼下に 土岐市の市街地を見下ろす・・。
はるかに 木曾の御嶽山。 東濃の馬の背:恵那山。
144店舗が ゆったりと 上品に、そして生きいきと。
喫煙室完備のTuly's Coffee が在る。
ゆっくりと 時を過ごせて よかったぁ・・。
電車の駅。
待合室で見つけた。
国府宮のはだか祭り。
ことしは、2月4日土曜日だ、と。
3日節分明けの、4日立春の日だ。
ことしは ずいぶんと早いな。
この日は 雪が降る。 雪がちらつく日。
昔から そう言われて来た。
ことしは きっと寒~い日になるだろう・・。
ここは都会のど真ん中。
繁華街から たった一筋離れただけなのに。
小学校が あった。
校庭から 子どもたちの元気な声。
そうだ、この学校の運動場は 芝生だったよな。
芝生は 冬の姿だった。
枯れるということは無く、縮こまって・・。
子たちが教えてくれた。
冬場でも 毎週「裸足の日」があるよ。
「その日は、全校生徒が みんな裸足で運動場へ出るんだ」。
冬場のケヤキ。
その樹形が いちばん美しい時節。
”ホウキの樹 !”
幼な児が とつぜん大声で叫んでいた。
冬
大寒。
たそがれ ゆうぐれ 黄昏 夕暮れ
雪を呼ぶ 北風が 冷た~い !
コロコロ。
正式な名前は知らない。
掃除、洗濯、料理、・・
なにもできない身にも、
なぜか このコロコロだけは 愉しい。
大寒。
風が 冷たい。
ビジネス街にも、北風が走り抜ける。
コートを忘れてきた身には こたえるなあ・・。
100円回転すしでのお昼ごはん。
日ごろ たびたびお世話になっている。
ボックス席でなく、カウンター席で。
短時間で 昼食をすませる”ファストフード”。
お昼時のピーク時間帯の席数回転率は、3.5~4回転/時間。
つまり15分ちょっとで 昼めしを済ませる。
その客単価は、お客さまの時給単価の範囲内に収まる。
時給単価以内で、それなりに満腹されるようにセッテイングするのが”裏ワザ”とか。
お昼どき、行列、順番待ちが日常茶飯に起きている人気店。
よくみると、ほぼ食べ終わったタイミングで、スタッフが追い立てる素振りを見せない、感じさせない気配り(おもてなし)ができているかどうかが、ひとつの”わざ”になる。
”かっぱ寿司”へ 行こうよ!
今ではすっかりファミリーレストランの 御三家。
牛丼の”吉野家” 並み盛り牛丼@280円
讃岐うどん 釜揚げうどんの”丸亀製麺”釜揚げうどん@280円
一皿@105円が基本メニュー単価。
回転すしシステムの導入期には、設備投資回収を急ぐあまり、
ネタと握り、シャリの炊飯方法など経費回収から、売価設定していた。
税抜き@100~@350と価格ゾーンは3~5本建てだった。
結果はすぐ出た。
ややこしい会計計算が、顧客とスタッフからも敬遠された。
シンプル一本勝負が すっきり、明朗会計で支持された。
お客さまも ファミリー、若い二人連れ、仕事人、シルバーさん。
生活用品・雑貨の百均ショップ、セリア、ダイソー、・・。
生鮮・食料品の99円ショップ。
回転寿司の105円すし屋。
立ち呑みの 100円ショットバー酒場。
今や、105円回転寿司は 手軽なファミリーレストランの勝ち組。
「安全安心の輪 運動」展開中!!
こんなポスターを見つけた。
そうかこんな身近な、ショッピングセンターの入口掲示板で。
安全なまちづくり 愛知県民大会が 去年の10月にあった。
(気が付かなかったなあ・・)
「犯罪に あわない」「犯罪を起こさせない」「犯罪を見逃さない」
~地域で まもろう 子どもたち~
ここでは・・お子様の安全のために:
1.警備員が常駐します。
2.防犯カメラを 各コーナーに設置いたしました。
(・・手書き。これが あたたかさを感じるなあ)
<写真>いずれも ユニーアピタにて(守山区瀬古口)
駅舎の脇に、自動販売機。
真昼間に 照明付きで。
この寒空、冷え込みの中、”つめたい飲み物”
かすかにモーター音。
常温でも2~3℃なのに・・。
田舎町の駅の 改札口。
・・ん ?
新しいポスターが。
「危険を感じたら 迷わず 押して ください。」
う~ん
まあ そういうことだわな。
この駅が無人駅となって久しい。
列車も運転手さんひとりのワンマン運行になっている。
お客さん! 自分たちの身は 自分たちで守ってね!
・・そういうことか・・。
警報機が鳴って 立ち止まる。
ん・・?
新品に取り替えられたな。
「非常ボタン」標識。
小さな文字で、なにやらごちゃごちゃ書いてある。
「非常のとき以外で使用すると、法律で処罰されます」
誰に読んでもらうつもりか。
北風が冷たく、寒い日の午後。
木曽川沿いに通る。
冬空に 正面の犬山城も、ふるえあがっているようだ。
この寒さの中、天守閣に 何人もの人影が。
さぞかし、風が冷たかろうに・・。
木曽川にかかる犬山橋(ツインブリッジ)。
岸辺の遊歩道には さすがに人影は無い。
下校中の中学生が 仲良く並んで、家路を急ぐ。
小正月も過ぎ、
「どんど焼き」の日。
各戸から お正月飾りや、旧いお札様を持ち寄り、
恒例の どんど焼き。
豆がら(大豆を収穫したあとの 大豆の枝木)が、
パチパチと燃え上がるのも なにか うれしい・・。
切りもちを焼き、家族で分かち合って食べる。
・・どうか 今年も 無病息災でありますように。
地上の北風を避けて、地下街、ビル地下街の通路へ。
いわゆるデパ地下のフロアの、
にぎわいの人並みをくぐり抜ける。
ん・・?
SUPER MARKET 成城石井!
品質・本物志向の あの成城石井が この名古屋に・・?
去年、豊橋駅前の地場老舗百貨店が、
成城石井の進出で、生まれ変わった、と聞いてはいたが。
店員さんに尋ねてわかった・。
3年前に、このデパ地下に進出してきました、と。
東京は山の手でがんばっている成城石井。
いまでは繁華街、ターミナル立地にも店舗を増やして元気印。
旧くは 明治屋。 そして今、成城石井。
迎え撃つ名古屋の食生活企業、食品スーパーよ、元気出してヨ!
(店員さんにお許しを得て、パチリ)
名古屋市中区 栄町。
繁華街&ビジネス街のど真ん中。
ビジネスマンも多く行き交う、名物地下街、地下商店街。
幅広い連絡通路の脇に ずらりと長いすが並ぶ。
AM10:30.
先を急いで進んでいて、目が点に!
なんじゃこれ。
長いすにずらずらっと、人が居る。
なにかイベントの行列か?
と思いきや、 みなさんそろってシルバー世代ばかり。
へ~っ! この街では、シルバーさんたちの公園が、
百貨店への 連絡通路の長いすだったのだ。
そりゃぁ ここなら冷たい北風は来ないわな。
国道41号線。
南の起点は、名古屋市東区 高岳町交差点(国道19号線)。
そのすぐ北側の「東片端交差点」。
片道3車線の幹線道路の ど真ん中に、
「クスノキ(楠)」の大樹。
この大きさは、巨木百選の匹敵する大きさ。太さ。
むかし武家屋敷だったこの界隈。
あの大戦の空襲・焼夷弾の難も、生き延びた。
大樹には 神が宿る、という。
まさに 神の巨木なり。
都市計画道路&国道。
都市高速道路が重なり、しかもインターチェンジの入口。
礼拝の思いを込めながら、ゲートイン・・。
冬の 入り陽。
田んぼ路を急いでいたが、
あまりの美しさに クルマを停めて パチリ。
しばらく 見とれる。
どんどん 色合いが変わっていく。
日の出とちがって、なにかせつない。
朝が来ない夜は無い、という。
あしたは きっと、
わくわくする日の出になってくれるだろう。
すばらしい写真に 出会った。
地域ホームページ犬山羽黒の「フォト ギャラリー 犬山羽黒」に、いつも投稿しておられるrouさん。
近くの尾張富士の頂上から、西に広がる濃尾平野の先に、伊吹山の姿を撮られた写真。
伊吹颪(おろし)と呼ぶ、北風の山。
この日は よく晴れて くっきりと見られる。
【写真提供】:地元在住のrouさんの投稿写真を転載。
犬山城。
そのふもと 絶好のポジションに 名鉄犬山ホテル。
北に木曽川の流れを背にして、
南に 有楽苑、そして国宝の茶室:如庵。
東は 内田の町並みから、山すそに禅宗の名刹・瑞泉寺。
その山(白山)こそ、東之宮古墳。
南すそに 成田山 名古屋別院。
西に 山城:国宝 犬山城。
武士の世(戦国時代)以来、尾張、美濃の軍事上の要塞であり、
木曾の木材・用材の調達・物流・供給の拠点であり続けてきた。
城下町には、職人の町、商人のまちが拡がる。
木曽川の上流域は 山国で、米作りの農民・米よりも、
木曾の五木・ヒノキの用材・水運の要であった。
犬山城。
またの名を 白帝城。
冬の空 犬山城。
言うこと無し・・。
竹用材の特産地・・小弓の庄。
竹紙行灯を普及させようとする中、
子どもたちに、ペットボトルの明かり行灯を教える。
竹のこぎりや、なた(鉈)を使ったこともないどころか、見たこともない子どもが増えてきた。
竹あかり、竹紙行灯つくりまで、習得時間が取れない事情。
手軽に明かり作りを、と 新種が現われた。
ペットボトルを切り込んで 行灯にする。
油受け皿は 耐火性のガラス製。100円ショップの定番品。
灯油は 食用油の揚げ物廃油。
灯芯には、切り刻んだ竹くしの再利用。
竹くしの先が立つように組み付けるところがミソ。
この明かり、お寺さんの参道に並べて お見事だった。
「年がいもなく やる
いい年をして やる」
・・ 絵 ・ 文 にわ ぜんきゅう。
古来、竹の里・小弓の庄といわれる、この地。
飛鳥白鳳時代から、強靭な弓・矢を作るに適した竹材の産地。
地形、地質。 高温多雨、水源林。
里山、里地。 里川の豊かさ。水はけの良さ。
竹林が豊かであるところは、住みやすい。
用材として生育が早い竹は、建築用材としても珍重。
ほんの5~60年前までは、田んぼの稲刈り稲架(ハザ)かけ用の用材の特産地として、この地から尾張北部・西部一円にたくさん移出されていたのを記憶する。
いま、竹の強い繊維を活かした竹紙漉きが、見直されている。
竹紙行灯は、地域の特産品になるかも・・。
「なんだか いい日に なりそう」・・にわ ぜんきゅう。
「あなたは 大切な 人です」・・・・にわ ぜんきゅう。
・・・・・・竹紙行灯の作品より。
ナンテン(南天)は「難を転じて福となす」縁起のよい花(実)。
千両、マンリョウなどと合わせて、お正月の生け花の代表。
花言葉が、「機知に富む」
「福をなす、私の愛は増すばかり」
・・つまり「良い家庭」。
バレンタインデーの贈り物に 使う、とも。
実は 咳止め(南天実ナンテンジツ)に、葉は南天葉(ナンテンヨウ)という健胃、解熱、鎮咳などに作用する薬効がある。
古くから、庭木として親しまれてきた。
先人から伝えられ、教えられることは、奥が深い・・。
謹んで新年のお慶びを申し上げます・・
元旦を迎え、
何はともあれ 新しい年にすすむ。
その迎え方もいろいろ・・。
除夜の鐘で ゆく年 くる年。
初詣で。
年賀 訪問・往来。
そして 年賀状。
仕事始め・・へ。
新年の新聞。
元旦増刊号は どっさりと届く。
毎年 気にかけて目を通すのが、年賀広告欄。
いわゆる名刺広告があり、賀状挨拶状広告がある。
代表取締役0000・・と眺めていくと、
まず社名が変わったもの・・。カタカナも増えた。
そして社長交替が・・。
若返ったなあ・・。
そうか ご子息が社長に就任されたんだ・・など。
なつかしく、世代の交代が進んでいるのを思い知る。
日本の お正月
たこ揚げ、竹馬、こま回し、ヨーヨー、・・
寒い北風も なんのその、
子どもも 大人も 夢中。
お正月 無休営業の 博物館・明治村。
ここに 日本の お正月在り。
除夜の鐘
そして 迎春
*** 臨済宗 妙心寺派 妙国山「 興禅寺 」にて
開基: 梶原景時公 ・・鎌倉幕府・源頼朝の参謀軍師