派遣切り、期間工切り、非正規社員の解雇、・・・。
本社からの生産調整(減産)指示に、
工場採用非正規従業員を 急ブレーキで即就労解除。
正規社員も2直交替制操業勤務の停止、・・・、
週休三日制へ移行。
リストラ・効率化のため、希望退職者募集。
新卒採用内定取り消し、・・・。
地方現地法人子会社の操業停止、雇用契約の中途解約、・・・、
下請け・外注先へ内示発注の取り消し、・・・。
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「ヒト・モノ・カネは三大経営資源」、
「企業は“人”なり」と言っていた経営者が、
企業存続のため、
「100年に一度の金融・経済危機を乗り越えるため」、
「多少の痛みを伴うのは止むを得ない措置だ」と大合唱。
今期の利益「額」を見栄え良く、投資家に評価されるため、
わが身を守るため、「ヒトという資源」を、
いとも簡単に切り捨て、防寒具も持たせず寒空に投棄する。
投棄された“産業廃棄物”“粗大ゴミ”は だれが面倒見るのか。
「人道」の路傍に“人”を放り出すとは。
なぜ性急に“不法投棄”の道を突き進むのか。
投棄された市町村では、大わらわで(市民の税金を投入して)、
リユース・リサイクルの救命・救済、人材活用に狂奔させられる。
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「わが社は企業市民として、地域、環境と共生する社会的責任を果たします」とのたまったのに、“人”をポイ捨てして知らんぷり。
何かが おかしい。
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「わが社は 環境企業として、乱伐させた熱帯森林に植林しております」、
「砂漠化が進む荒れた草地に木を植えています」。
その口が乾く前に、
その企業が「人材」を皆伐・放棄している!
何かが おかしい。
「経営責任」・・・。 「株主責任」は・・・。
「企業の社会的責任」は・・・。
“人”“ヒト”の叡智は まだまだ「チカラがある」と信じるが・・。
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