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衆議院選挙から1週間過ぎた。選挙結果が出た直後から、メディアによる情報が津波のように押し寄せた。それらを多量に聞きながら、今後の考えを少しずつ固めていこう。
かってない多党化が、小選挙区制のせいで、ますます自民党に議席をもたらした。維新も未来も期待外れではあったが、民主党敗北の最大の原因は、野田総理の解散時期の決断である。こんな結果なら、来夏、任期いっぱいで選挙しても民主党はこれより悪い状態にはならなかったと思うし、来年度予算の審議も十分にできた。結局、政局論議に負けた。
そもそもこの年末に選挙をやることは、私はメチャクチャな判断だと思ったのだ。今にして振り返ると民主党の反省点ばかりが思い起こされる。私の立場から言うと、民主党政権は、地方自治体と地方議会への関心と配慮がゼロであった。この点は、もちろん私自身の大きな悔悟である。