稲の出穂。
お米作りで いちばん神経を使う時季だ。
真夏は真夏らしく、日照りと高温をくぐると、
(ご当地では)二百十日のいまごろに出穂する。
出穂後の10日間ぐらい、稲は水を最も多く必要とする。
田んぼには水を張って、充分に水をやる(湛水管理)。
最高気温が30℃以上の高温が続けば、
水を掛け流しにして、地温を下げて、根の活力を維持する。
ことしの残暑は猛暑日つづきで、水温も地温も高い。
掛け流ししつづけられる、溜め池(入鹿池)に感謝。
出穂後 30日を目途に、水遣りを止める(落水時季)。
台風、大雨に出くわさないように 祈る日々がつづく。