アーカイブ: 2010年9月02日

出 穂

パーマリンク 2010/09/02 02:56:40 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 稲の出穂。
 お米作りで いちばん神経を使う時季だ。

 真夏は真夏らしく、日照りと高温をくぐると、
 (ご当地では)二百十日のいまごろに出穂する。

 出穂後の10日間ぐらい、稲は水を最も多く必要とする。
 田んぼには水を張って、充分に水をやる(湛水管理)。

 最高気温が30℃以上の高温が続けば、
 水を掛け流しにして、地温を下げて、根の活力を維持する。

 ことしの残暑は猛暑日つづきで、水温も地温も高い。
 掛け流ししつづけられる、溜め池(入鹿池)に感謝。

 出穂後 30日を目途に、水遣りを止める(落水時季)。
 台風、大雨に出くわさないように 祈る日々がつづく。

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地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。

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