静岡県牧の原の東名高速道路。
駿河湾岸の震度6弱地震で 盛り土法面・路面崩壊、全面通行止め。
5日120時間内に 復旧全面開通を目指して突貫工事中。
復旧工事工法の説明を丹念に 広報するNEXCO中日本社長に対し、
(名のある)報道関係者からの質問がたたみかける・・、
「復旧開通予定日時が ころころ変わり混乱を招いていることを 社長はどう思っていますか?」
テレビ中継を見る限り、会社側は 現場の断面図、工法・技法の説明パネルも多用し、たびたび 現況・進捗ぶりを隠さず広報し続けている。
お盆帰省シーズンで利用者が増える時期だが、拙速・追加再工事より「安全・安定の供用」を主眼とする意図がうかがえる。
とりわけ、復旧工事現場からの状況が変わるたびに、臆せず日延べしてでも「筋を通して」「臨機応変に」本旨を通す経営判断は是としたい。
道路公団・天下り総裁では、あるいは「日延べ」を決断できず、とにかく通行再開させる当初予定日時に拘泥したであろう・・。
それにつけても「コロコロ変わることで混乱を招いている。その社長責任は?」などと声高に騒ぐ記者・レポーター。 それを無造作に報道するメデイア・ジャーナリズム。
現場の状況がコロコロ変わることで「混乱させ、助長している」のは、あなた方ではないのか!
けが人の傷口に塩をすり込んで、しばらく痛みつけて「仕事をしている」フリをするな!
それを「やらせておく」報道機関・出版社主は、何処に居るのか?