アーカイブ: 2009年2月24日

自動車版サブプライムローンの破たん劇

パーマリンク 2009/02/24 00:56:33 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 住宅産業界の沈没消失が、なぜ全産業でここまで、
世界中の金融、経済の沈没消失に直結したのか。

 巨額のスポンサー料・広告費のクライアント。
その顔色をうかがうマスメディアは、
深淵に踏み込まず、知っても言わず。

 受信料・購読料・検索接続料を払ってくれる大衆が、
気づくのをおそれている。
気づかないように、画面・紙面は舞台替えに狂奔する。

 「金融工学商品」「利回りのよい金融新商品」は、
あらゆる金融債権に拡がっていた。
 銀行の不良債権、自動車版サブプライムローン、高額家電ローンから、
産業用機器・耐久消費財リース債権、知的財産権信託債権に至るまで。

*************

 “住宅”サブプライムローンの破たんが爆発した9月。
 その一ヵ月後には “自動車”GMが破たんしはじめた。

 そのとき、アメリカGM社の自動車新車販売台数競争の勝者は、
金融子会社GMACを使った、
“自動車版サブプライムローン”の仕掛け人で、
「自作自演のバブルの王様」の、自業自得の自爆・連鎖だった。


 これを教えてくれる、マスメディアがいなかったことを恨むより、

「なぜ、アメリカでは、2年ごとに新車に買い換えるのか?
なぜ、格差の社会で、
分譲住宅、大型クルマ、大型家電の暮らしが普及するのか? 」、

 疑問に思ったときに、よく考えなかった自分が 哀しい・・。

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地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。

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