アーカイブ: 2009年2月16日

“北斗の七星”・正義と仁愛の志し

パーマリンク 2009/02/16 04:11:05 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 越後、佐渡、会津、米沢、庄内などで、
“北辰”“北斗”を屋号、社名に冠するものを多く見る。

 いま、人気上昇中のNHK大河ドラマ「天地人」。
 上杉景勝と 直江兼続ら家臣団。
 運命の星:「天空の王・北極星(北辰)」と「それを守る北斗七星」
 終生、ゆるぎのない主従の絆を貫いていく・・。

 乱世の中、同じように民を国の宝とする統治・為政においても、
 「正義」と「仁愛」に裏打ちされた主従の道は、
 「風林火山」の持ち寄り家臣団の絆とは、趣きがちがう。

 1600年、会津討伐進軍中の家康は、三成挙兵の報に反転撤退する。
 「退却する敵に背後から追い討ちをかけること、それは上杉の義ではない。利しか眼中にない、卑しい野心家のすることだ」と、
 上杉景勝軍は追撃を抑止して会津へ戻る。
 直江兼続軍は最上、山形と退却戦をくぐり米沢へ帰着し、
 治山治水開墾殖産と、安全安心安定の国づくりに励む。

 『生き残ること。民も家臣も皆が生き抜くこと。
 生きて為政者としてできることを精一杯行ない、
 安らかに人びとが暮らせる世の中をつくること。』
 景勝・兼続の心はぶれることなく、新しい戦いの道を選び、挑戦していく。

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地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。

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