アーカイブ: 2009年2月23日

住宅サブプライムローンの破たん劇

パーマリンク 2009/02/23 06:17:32 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 “100年に一度の経済危機”
 2008年9月、それはリーマンブラザーズの自壊からはじまった。
 
 住宅サブプライムローンの証券化という「金融工学」金融商品に、
 世界中の大中小の証券・金融会社が群がり食いつくし、
 ウオール街発“劇薬サプリメント”で、肥満児だらけになっていった。

 そのウオール街は、四半期ごとの“株価企業価値”の先物買いをあおり、
 株式・債券の売買手数料収入のかさ上げ競争ゲームに明け暮れした。

 住宅サブプライムローンの借り手の行き詰まりが社会問題化し、
 “アリの一穴”、一気に枠組みの堤は決壊し消失した。

 IT立国。金融工学立国。
 その場外暴走、制度自爆の修復と、
 秩序回復のコスト負担の代償は あまりにも大きい。


 金融工学・金融新商品・・・:
 不動産貸付と住宅サブプライムローンの証券化金融商品。
 知的財産信託の証券化金融商品。
 貸し出し債権のバルク売り(はかり売り)証券化金融商品。
 小売業界掛け売り債権の証券化金融商品。
 産業用&消費者リース債権の証券化金融商品。
 そして、CO2排出権の証券化金融商品時代の到来・・。

 これがIT立国、金融工学立国の戦略・筋書きなのか・・。

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地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。

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