朝から あわただしい日。
幼な児が 「牛めし喰いに行こうよ、だって!」
あの牛丼の吉野家が、きょうは特別メニューの日だという。
ほんの数分ほど早かったらしく、運よくテーブル席へ。
ちょっとの間に 大勢の人が 待ち行列をなしていく。
満腹して 外へ。
思えばもう40年も前になる。
新橋駅前に すき焼き一人前をどんぶりに盛り付けて、
「牛丼」と名づけたファストフード専門店が出現し、
まるで朝めし屋風情で 大はやりで賑わっていた。
たかが昼めし、腹ごしらえのために行列してまで食べる店だった。
山手線に乗りかえて わざわざ通うほどに 病み付きになった。
栄枯盛衰、経営陣の顔ぶれは入れ替わったが、
年老いても この味が たまらず、なつかしい。
「蜂のムサシは死んだのさ・・・♪♪」
街中に ガンガン流れていた頃の なつかしい味と賑わいだった。
