アーカイブ: 2011年12月09日

犬山城。 師走。      (1157)

パーマリンク 2011/12/09 00:25:10 著者: hatake メール
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 師走。
 犬山城。

 人出は ともかく、町並みが うら寒い。
 なんでだろう・・。

 
 土地所有者の 自覚と協力の足並みが揃わない、とか。

 土地所有者が この土地で生業を、糧を得ているとは限らない。
 固定資産税を払いながらも、その土地に住むでもなし、活用放棄地。

 明治維新は 土地所有を平民へも開放した。
 財力ある平民が 城主(お上)から払い下げを受けるがごとく、
殿様から 平民に 所有権・利用権が 移し変えられた。

 敗戦後、田んぼの農地解放ともどもに、
不在地主の土地は 庶民(平民)にも「土地私有者」の時代となった。

 土地バブル期を経ても、いつかは大金を得られるかもしれないお宝となった。
 地域で活かして使うよりも、利得の皮算用が優先する風潮。

 利他に活かして 生きる(生計する)よりも、
 利己に抱える、耐える。 将来に備えて温存放置する。

 せめて「自分の土地だから、自分がどんな風にしておこうが勝手じゃ」という気風だけは なんとか地域で取り戻せないものか。


 利他に活かして生きる。
 そんな時代になってほしい・・。

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地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。

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