アーカイブ: 2011年10月19日

放射能汚染ガレキは 発生元で自前処理を・・   (1106)

パーマリンク 2011/10/19 00:38:02 著者: hatake メール
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 この町で、粋な催しがあった。
 「市議会主催:市民との意見交換会」

 そして、
 記念講演会:中部大学教授・武田邦彦さん
 「どの程度、放射能を怖がる必要があるか」

 事実に基づいて、多少の強調を加えて、解説するスタンスは、
 何かと扇情的、大げさすぎて誤解を生む、と批判も多い。

 が、それを承知で聴講すれば、指摘は多岐にわたりわかりやすかった。

 「フクシマ第一原発原子炉から放出された放射能物質は、
  陸上海上を問わず、発生元の原発敷地内へ半永久的に閉じ込めるべし」との主張は、極めて全うな主張で、全世界・全人類・全生物に対する、全うな事業者責任の執り方である。

 使用済み核燃料の中間処理場として、六ヶ所村につづいて、第二の「処理場」をフクシマ第一の敷地内に置くことである。

 そのためには、フクシマ第一原発を囲む、5kmとか10kmとかの範囲・区域は事業者が買い上げる。

 まことに わかりやすく、全うな提言だ、と評価できる。

  ****   ****   ****

 ここまで来て、考えさせられた・・・・・:


 当該区域内の住民・事業所・施設の関係者には、想像を絶する苦痛なこととなる。
 この国のエネルギー政策のリスク発生の犠牲がしわ寄せされることは、非情で過酷な道となる。

 全国民が、ここにこそ「ともに苦しみ、ともに復興・ニッポン再生に手をつなごう」
 義捐金・ボランティア参加以上に、同胞あい分かち合う絆が支える・・。

 電源開発のダム湖水没住民・事業所の集団移転とは、桁違いに大規模な決断と苦痛を伴なう。
 だが、人災事故を起こしてしまったニッポンの、ニッポン人の、
 全世界の、地球的規模で、大気と海洋と大地を汚染しているニッポンの、せめてもの償いであり、最低限の対処策であろう。

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地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。

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