羽黒小学校に、古い写真が残っていると聞いてはいたが、
最近その複製に出会った・・。
撮影は大正12年(1923)。88年前の米寿もの。
明治6年(1873)「小弓学校」としてわが家の近くに開校した。
地元坂野市十郎さんの自宅地内に起こされたと聞く。
明治22年(1891)に、五条川南側の八幡林の松林一帯の、
おおむね現在地一帯に、小弓学校は新築移転をしている。
明治42年(1909)「羽黒尋常高等小学校」と改組改称される。
そして撮影されたのが大正12年(1923)。
滑り台、運梯など遊具(体力つくり器具?)が、
村人の勤労奉仕で造られているように見える。
写真中央の大きな樹は、羽黒の大松と言っていた松。
自分が小学校を卒業したあと昭和29年(1955)ごろ、
天寿を全うして、伐り倒されたのを想い出す。
明治の中頃のおじいちゃんも、明治後期の親爺も、
自分も、子どもも、孫も、同じ校地の学び舎に学ぶ幸せ。