庭の片隅に ツツジの株がある。通路の目隠しで 日ごろからたいして手入れもしない。 この時季、つる草がよじ登りうるさいことだが、朝顔のようなつぼみがつく。
日暮れ時 ツツジの背に白いものを何気なく見つけた。 半時後、覗いて見たら なにやら妙な姿に拡がっている。
こりぁ 何だ! 調べたら「カラスウリの花」。
晩秋に朱赤色や黄色の、小粒な卵形の実がびっしりと付く。 どうやらその花で、真夏の日没後 数時間だけの開花。
五つに裂けた花冠は 何を語りかけているのだろうか。
地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。