4月9日東京電力が、3月11日地震後やってきた津波に襲われた状況写真・動画を公開した。
たとえば、テレビ朝日・・:
http://www.youtube.com/watch?v=7awgDekObHc
津波の高さは、海面から14~15m。
敷地の中でも地上から4~5mまで水に浸かり、冷却装置・タービン棟などは、水泳プールの倍以上の水深の中に水没状態に到っていたことが判明する。
高潮・津波の防潮堤が5.7mの高さを想定していたこと、
13台の自家発タービンのうち12台が水没で機能喪失したこと、
第三の冷却循環管路システムと動力源(外部電源)を全く、設計思想として持っていなかったこと、・・などは今は評論しまい。
地震発生時運転中であった1、2、3号機原子炉は、核反応制御棒が正常に働き、緊急停止した。
M9.0の巨大地震に対して、設計・運用管理は正常であった。
つづく大津波に対する防御・制動が打ち破られた。
「停める」「冷やす」「閉じ込める」の三原則。
原子炉内温度を100℃以下に保って「冷温停止状態」を維持できること。
放射線・放射性物質を大気・地下水・海洋に漏らさない:「閉じ込める」が、成功し続けることを 願う。
<写真の出典:上から~>
1.FNNnews。 2.yomiuri onine。 3.47news。 4.yomiuri-online。 5.ANN-news。 6.ANN-news。