ドクターG という名のNHKTV番組を見た。
ドクターG. ジェネラル メディスン・・総合診療医。
初診の患者さんが訴える症状、患者さんの説明から病名・因果と対処法を診断する。
医者としての経験・知識が試される真剣勝負。
患者と医師という医療現場だけでは診立てられない、もの。
その患者の日常の仕事環境、生活スタイル、気持ちの持ち方・・など
およそ痛み、痒み、辛さなどだけでない、総合的な推理、深慮が求められる。
症状は一本道で現れるものではない。
外科的なもののように突発的な あるいは偶発的なことが引き金で起きてくるものもある。
が、多くは因果に結びつかない生活、立居ふるまいとごちゃ混ぜになっている。
コンファレンス発症検討会の知恵の出し合い、検討が欠かせない。
問診一発からでも 推理推察から、因果・道筋を立てられるのが、
ファミリードクター・家庭医とか、「かかりつけのお医者さん」、なんでも相談医。
群れの中でボスの座を譲った年寄りオスざるが、群れから放逐されたり、のけ者にされないのは、年の功で、博学強覧・何でも知っている、何が起きるか、何が起きても(想定外のことが起きても)とっさにその場の対処法を身体で向き合えるものをだれよりも強く発揮できるから、だという。
”町医者”。
”地域の何でも相談員”
高齢化社会に ここを活き活きとさせる。
居場所と出番をつくり、本人にも周りにも喜んでもらえるステージを創ろう。
11月1日(木)~11月6日(火) 小弓の庄で。
「ハガキ絵作品展」と銘打った展示会。
”絵はがき”作品というのは よく見かける。
ハガキ絵作品・・?
拝見してわかった。
要は キャンパスがかわいいハガキ、ということ。
野菜やくだものを描いたものも多い。
キャンパスが小さいので、一点単品ものとなるのか。
出展者グループは「ねぎぼうずの会」
十数人のメンバーは おねえさま、おばさまらしい。
http://live-inuyama.satoyama-koubou.jp/archive/26877337/
今回は 写真に代えて、動画で映してきた。
政治評論家:森田実さんがブログで語っている・・
私の人生を貫く原理・原則の一つが聖徳太子の『十七条憲法』です。第一条が「和を以て貴しと為せ」です。この「和」の精神こそ、日本人の原点です。
『十七条憲法』全体が日本人の生き方の原点です。以下に引用します。
《一、和をもって貴しとなせ。
二、あつく三宝(仏、法、僧)を敬え。
三、詔(みことのり)をうけたわればかならずつつしめ。
四、礼(れい)をもって本(もと)とせよ。
五、むさぼりを絶ち、欲をすてよ。
六、悪を懲(こ)らし善を勧めよ。
七、人それぞれの任をまもれ。
八、役人は早くまいりおそくまでつとめよ。
九、信(まこと)をたいせつにせよ。
十、こころのいかり、おもてのいかりをすててちがう考えをもった人をうけいれよ。
十一、功過を明らかにみて正しい賞罰を行え。
十二、国司(くにのみこともち)・国造(くにのみやつこ)は、百姓に苛政をしいてはならない。
十三、役人は自分の職掌についてよくわきまえよ。
十四、役人たちよ、嫉妬をするな。
十五、私欲をすててみんなのためにつとめよ。
十六、民を使うときは民の都合を考えよ。
十七、大事の決定は独断でせずに多くの人の知恵をあつめて行え。》
ここに、日本国民の生き方、日本の政治の原点があります。
今日の政治家状況を嘆いての一文だ。
これは国会議員に限ったことではなく、選挙で選ばれて統治・行政に携わる者すべてに通用する。
選挙の時だけかっこいいこと言う人、にならないように「誠」を通せ、ということだろう。